所属するカナダのスキーチームの紹介!-Apex freestyle ski club-
どーも!こぱんだーるです
私のスキーチームについて紹介していきたいと思います!
所属しているのは「Apex freestyle ski club」というブリティッシュ・コロンビア州のチームです。モーグルとスローブスタイルのチームであり、Apex mountain resortを拠点としています
競技
モーグル・スロープスタイルを行うクラブになります。多くの選手が両方の大会に参加しており、私も両方に参加することにしました。ただ、モーグルよりの人が多めです
チーム構成
パフォーマンスチームとファンスキーチームに分かれていてます。競技として行うのが、パフォーマンスチーム。習い事として楽しむのがファンスキーチームになっています。
パフォーマンスチームは、夏のウォータージャンプ練習や春秋のトランポリン練習、冬季の金曜日練習などがあり、長期的に同じメンバーとコーチで練習を積んでいきます
大きく分けると11歳以上はパフォーマンスチーム、それ以下がファンスキーチームといった感じにもなっています
チームの雰囲気
とても仲がいいです!そして、本当にみんな優しい。海外からいきなり来た私を受け入れてくれるか、心配でしたが、そんな心配吹っ飛ぶぐらい良くしてもらっています
兄弟でチームに入っている人も多く、小さなころから一緒にいる幼馴染であり、家族のような雰囲気です
選手の家族
私を含め13人のパフォーマンスチームのうち、5人はカナダ以外にルーツがあります。両親との会話がドイツ語だったり、スペイン語だったり、日本から留学してきていたり。
選手の両親は、銀行、オンラインで働いている人、看護師、マッサージ師、歯科医師など様々です。
年齢
チームには、7歳から18歳程度の選手が所属しています。
人数
ファンスキーチームの人数を把握していないので正確な合計人数はわかりません。パフォーマンスチームには、私を含めて男子9人、女子4人が所属しています。ファンスキーチームには20~30人が所属していると思います
コーチ
パフォーマンスチームのコーチは2人がメインコーチになります。モーグルメインのコーチとスロープスタイルメインのコーチになります。モーグルのコーチは、チームのヘッドコーチでもあり、基本的に全てを管理しています
コーチの予定が合わない場合は臨時コーチが来てくれることもあります。冬休みには平昌五輪に出場していたアンディノーディー選手がコーチングをしてくれました。なんと彼女の出身チームなのです!また、夏のウォータージャンプ練習には、ソチ五輪・平昌五輪を含む12年間カナダモーグルチームのコーチをしていたロブさんがコーチしてくれるときもありました。
練習時間
パフォーマンスチームは、金土日で午前9時から午後3時までの練習をします。昼休憩は1時間です。金曜日は、学校を休んでいる、またはオンラインの学校に行っているといった感じです。
山までの移動
街から山への移動方法は、車しかありません。私は、住んでいる街から山までスキーチームの家族に乗せてもらっています。基本的には、パフォーマンスチームの人です。
土日は、往復21ドル(2000円)でバスが出ていますが、それを利用すると練習に間に合わないため、どうしても送迎してくれる人を見つけることができなかった場合のみ使っています。
費用
費用は通常の練習のみであり、その他に遠征費やボランティア代、大会参加費などがかかります。
冬季ワンシーズンのコーチング代はこれくらいになります。大会遠征における追加請求はありません。
パフォーマンス | ファンスキー | |
土日 | 土日 | 土 |
$1,550 | $1,400 | $700 |
14万円 | 12万5千円 | 6万円 |
スキーをするうえで払わなくてはいけないものとしては、
・ブリティッシュコロンビア州のフリースタイルスキーへの会員登録(払わないと大会に参加できないだけでなく、チームで練習もできません)137ドル(12000円)
・大会の参加
:B級レベルの大会で1大会180ドル(16000円)
:A級レベルの大会で1大会220ドル(20000円)
:Jr.ナショナル(日本でのジュニアオリンピック)380ドル(34000円)
:NORAMノーアム 300ドル(27000円)
パフォーマンスチームの場合(私の場合)、B級×3、A級×1、Jr.ナショナル×1で1140ドル(100000円)になります…レベルが上がるとA級大会の数も増えるため、おのずと値段も上がります
ただ、大会開催の規模やスキー場によって同じレベルの大会でも金額は変わります。
費用の払い方
オンラインで払い、クレジットカード決済になります
大会費についてはこちら↓
ボランティア費
チームメンバーの両親は大会や普段の練習の際にコース整備、大会運営などに協力しなくてはなりません。私にはホストファミリーがいますが、私の為のボランティアをする余裕は無いです。両親がボランティアに参加できない場合は、ワンシーズン100カナダドル(9000円ぐらい)を払うことを推奨されています。
なぜApex freestyle ski clubを留学先に選んだのか?
①英語圏に留学したい
②モーグルが強いチーム
③公立高校が近くにある場所
という条件からここが最良の場所だと判断し、このチームを留学先に選びました!
以上が私の所属するApex freestyle ski clubの紹介です!
わからないことや、気になることがあれば、コメントやTwitter、LINEなどで聞いてくだされば、ブログに書いていきたいと思います
ではでは~
カナダのモーグル大会レポート↓
エージェント無しで高校留学をどのようにしたか↓
スキーチームの秋練習紹介↓
スキーチームの夏練習紹介↓
新学期が始まった!~アカデミックな科目たち~
どーも。こぱんだーるです
本当にお久しぶりです。言い訳すると長くなってしまいそうなので、言い訳しません…ごめんなさい。頑張ります
かなり前になりますが、1月29日より2学期が始まりました!
ブリティッシュコロンビア州では、学期ごとに科目を選び、私の高校では1学期に4科目、2学期に4科目を履修します。
2学期は、
①化学
②ウッドワーク
③数学
④英語
を履修、課外としてリーダーシップ(生徒会)に所属しています
個別の授業紹介は後日書く予定ですが、簡単にどのような教科かということを書いていきたいと思います
①化学
グレード11(高校2年)を対象としたクラスで、日本の化学と同じような感じです。学期はじめは、基礎的な部分や安全面の説明が多く、実験はまだしていません。今のところの感覚では、少しレベルの高い中学の授業といった感じです。それをそのまま英語で行っていく感じになります。英語で覚えなくてはならない単語がたくさんあることが問題ではありますが、日本の化学の授業がそこそこ得意だったのであまり困らずに授業を受けることができています
硫黄とか水酸化物イオンとかを英語で覚えなくてはいけないのは、結構大変そうです。少しずつ進めています(笑)
②ウッドワーク
グレード11・12(高校2・3年)を対象にしたクラスで、日本の技術の授業に近いものです。正確には、木を使ったDIYといった感じです。初めの数週間は切断機や、研磨機、ドリルなどの使用方法を学び、テストを受けるということの繰り返しでした。私がスキーの大会で学校を休んでいる期間にワインボトル立てを作り始め、それが初めての課題となりました。(私は、ここ2日で完成させました…きつきつ…)
大まかな制作課題は出されるようですが、基本的には自由が多い教科となっているようです。まだわからないことばかりです。
ただ、圧倒的に他のクラスと違うことがあります。それは、人!精一杯良い言葉を選んで「変人の集まり」です。話を聞いていない人、みかんの皮を先生に投げる人、ずっとワンピース見ている人、いきなり歌いだす人、リスカ跡ががっつりある人、木刀持っている人、紙皿を燃やしだす人…本当にどうなの?と思ってしまうことがたった数週で起きています。
③数学
グレード11(高校2年)対象の授業であり、プレカリキュラスと呼ばれる計算をメインに行う数学科目になります。進学する人用の数学になります(就職する人用の数学科目もあります)
・数列(シグマは除く)
・一次関数
・二次関数
・sin cos tanを求める&利用した簡単な計算
・絶対値関数
あたりが範囲になります。中学生感がかなりただよっており、電卓利用可能なため、本当にゆっくりとしています。
④英語
グレード10(高校1年)を対象とした授業で、普通の英語の授業ではありません。カナダの歴史やインディアンについて学びながら、英語の能力を上げていくという教科になります。カナダの高校の卒業には、英語としてカウントされます。カナダならではの教科として選び、今1番大好きな教科です。
先生がクラスとしての一体性に重きを置いているため、いろいろな人と話すことが多く、ディスカッションや意見を発する場が多くある教科になっています
以上4科目を2学期は履修していきたいと思います!
1学期よりも、アカデミックな教科が多くなり、テストやクイズ(小テスト)に追われそうですが、できる限り頑張っていきたいと思います
ではでは~
時間割についての紹介↓
授業紹介①アドベンチャーツーリズム
授業紹介②フード
授業紹介③ドラマ
あ、ELL書いてない。。。書きます。
カナダのモーグル大会レポート!~Timber tourで優勝?!~
どーも!こぱんだーるです!
今回は、カナダのモーグルの大会レポートをしていきたいと思います!
私が参加したのは、Timber tour at Apex 2019というモーグル(スキー)の大会であり、2019年1月18日~20日(金土日)で行われました。
場所は、Apex mountain resortというカナダのブリティッシュコロンビア州にあるスキー場で、私のホームゲレンデです!
Timber tourとは?
Timber tourとは、カナダのブリティッシュコロンビア州の12歳から19歳(中学生・高校生)を対象とした大会であり、日本でいうところのB級にあたるものになります
ただ、いわゆるA級レベルの人も参加することができ、中学高校でモーグル競技をしている人は参加しています
カナダのモーグルの大会システムについては、私も学習中なので、理解できてきたらば、紹介したいと思います
年齢カテゴリー
Timber tourは、男子女子4つずつのカテゴリーに分かれています
U-14 | (11歳)12歳・13歳 |
U-16 | 14歳・15歳 |
U-18 | 16歳・17歳 |
U-20 | 18歳・19歳 |
今回の大会では、U-20の選手がいなかったため、3カテゴリー×男女で6カテゴリーになっていました
この年齢は、1月1日のもので分けられ、私は16歳でU-18女子のカテゴリーになりました
タイムスケジュール
木曜日
非公式トレーニング。本番のコースで練習を行うことができますが、公式トレーニングではありませんが、大会に参加する人ならば誰でも練習ができるという状況でした。午前9時~午後3時まで練習できることになっていましたが、午前10時~午後2時ぐらいまで練習を行いました
金曜日
公式トレーニング。この日は公式に午前10時~午後2時までです。男女混合で練習が行われ、その間は自由に練習することができます。しっかりとお昼も食べて、1日本番のコースで練習します。ただ、疲れすぎないように限られた本数で本番に向けて調整していく感じでした
土曜日
シングルの日!コースインスペクション・公式トレーニング合わせて45分間のスケジュールでしたが、実際もっと長かったです。後でも書きますが、本当に時間に対してゆるゆるしています(笑)
競技は、予選決勝がなく、1人2本滑ることができます。これは、本当に精神的に大きいメリットでした。
U-18女子→U-18男子→U-16女子→U-16男子→U-14女子→U-14男子の順で、2回繰り返しました。
終了後は、全員でコース整備。デラがけとチョップをやります
表彰式が午後5時からで、チームミーティングはコーチのみの参加で表彰式前に行われました
日曜日
デュアルの日!インスペクション・公式トレーニング合わせて1時間15分でした。ワールドカップのようにトーナメント式でデュアルを行っていきます。
スピード感があり、見ている分には凄く面白いシステムですが、やるとなると全く別物でした。私は4日間滑り続け、長い人だと5日以上の人もいる状況。疲れの中で集中を切らさず、何本も滑らなくてはなりません。体力つけないと・・・と思いました
表彰式は午後1時。ポンポン進んでいくので、速かった!
ウィスラーやバンクーバーから来ている人は、8時間とかかけて帰らなくてはならないので、そこからが大変だと言っていました
スタートコール
シングル
「ジャッジ イズ レディー」
「アスリート イズ レディー」
「3,2,1 GO!」
タイムは、機械が計ってくれるくれるので日本と同じです
デュアル
「ジャッジ イズ レディー」
「レッドコース レディー」
「ブルーコース レディー」
「GO!」
こちらは、できるだけ早く出るべき。本当にテンポがつかみにくかったです。
受付
水曜日の夜から土曜日の朝行われます
同意書を記入し、ビブをもらうだけでした。5分もかからない感じです
申し込みはオンラインで行われ、4日前までに申し込みを行う必要があります
詳しくはこちら↓
日本との違い
私は、今回の大会で日本のモーグルの大会との差をかなり感じたため、紹介していきたいと思います
①申し込みがオンラインで自分で行う
最初のびっくりはここから。チームを通して行うのではなく、自分で。申し込み紹介の記事でも書きましたが、びっくりしました(笑)
②ビブ番号を選ぶことができる
受付で、「何番のビブが欲しい?」と聞かれました。最初は何のことを言っているのか、わかりませんでしたが、どうやら好きな番号をその場で選べると!早い者勝ちで好きな番号を取ることができますが、私は好きな番号取られまくっていたので、友達と連番で取りました
③ビブはブリティッシュコロンビア州の大会で使いまわし!
ブリティッシュコロンビア州で行われるフリースタイル種目(モーグル・ビックエア・スロープスタイル・エアリアル・ハーフパイプ)の大会のビブは全て同じものを使います。そのシーズンの最初の大会でビブをもらったらば、そのビブでそのシーズンのほぼ全ての大会にでることになります。
ビブを返却するのかについては、わからないので、コーチに今度聞いてみますね
④放送で好きなもの・得意なことなどが紹介される
大会の申し込みの際に書いたことが放送されます。好きな食べ物や、スポンサー、スキー以外で好きなことなどが放送されます。私は、好きなものドーナッツって書いたので、言われていたはずw
スポンサーに両親って書かなかったことを後悔&反省中・・・
⑤時間にルーズ
日本のモーグル大会は、インスペクションから公式トレーニングなども秒で切られますが、全然そんなことありません。焦る様子もなく、当日の公式トレーニング中にトイレ行ったり、時間が遅れてても何も放送もなし。
スケジュールもざっくりとしか決まっていないので、そこまで問題にもなりませんが。
⑥スタートエリアがごちゃごちゃ
日本では、本番のスタートエリアにコーチ、本人、カウントダウンをする人しか入ることができませんが、こちらはごちゃごちゃ。
並ぶことはなく、ウォームアップしていたり、友達と話していたり、写真撮っていたり、家族と電話していたり…。ただ、雪遊びして雪玉投げ合っている人はいませんでしたよ!!
⑦滑走中に応援をあまりしない
同じチームの人の滑走中にあまり応援をしていませんでした。真面目に見る!という感じ。ただ、滑走前にめちゃくちゃ声かけて応援してくれます。一番言われた&よく聞いたのが「You got this!」
「君ならできるよ!いけるって!大丈夫!!」といった感じですね。本当に励まされました!!
⑧年齢ごとにカテゴリー分けされている
日本だと1桁の年齢の子から40代、50代の人までも同じですが、すごく細かくわけられていました。そして、そのカテゴリーごとに表彰も行われます
⑨ライブでスコアを見ることができる
モーグルワールドカップのように、オンラインでその場で点数を見ることができます。ターン点・エア点・スピード点などの細かい点数を見ることはできませんが、合計の点数および順位を確認することができます
⑩シングルで2本滑ることができる!
これが最大の違いであり、本当によかったです。予選・決勝の区分けがなく、全員が2本滑り、良い方のスコアが採用されます。大会の緊張に弱めな私としては、本当にありがたかった!日本でも導入してくれないかな・・・
⑪参加賞が帽子
参加賞がこれ!実用性高いし、あって困らないし!というビーニーが参加賞となっていました
私の結果!
ここまで書いてきて私の大会の結果がどうだったのか、言っていませんでしたね
U-18女子の部でシングル・デュアル共に1位!
ただ!U-18女子の部は私含め2人しかいなかったので、勝っても負けても1位か2位でしたが(笑)
←もらったメダル!
個人的には、シングルにてエア点で8.10もらえたこと、ヘリのスコアが7.0と6.8だったことの方が何倍も嬉しかったのです。ターンのベース点も36.6点!合計は54.95!!
嬉しい。素直に嬉しい。今まで自分が納得のできる滑りができた大会がありませんでしたが、今回は「私よかった!」と思うことができました!!
ただ、2本目のランでDNFになってしまったのが悔しい部分です。1本目がよかったので、スピードをあげたら、ミドルセクションで板が両方外れましたwびっくりしすぎてもう。今までさすがに両方外れたことなかったですし、エア処理うまくいったあとのミドルで外れたので。まだまだ課題山積みです
といった、感じのカナダでの初めてのモーグルの大会でした!
3週間後には、バンクーバーアイランドで別のTimber tourが行われます
モーグル、スロープスタイル、もしかしたらビックエアも参加予定です
そこまでにできることをやっていく!
ではでは~
私の個人私費高校留学紹介はこちら↓
スキーチームの秋練習紹介下↓
スキーチームの夏練習紹介はこちら↓