こぱんだーるの見る世界~1年間の高校留学~

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カナダの高校授業紹介②フード

どーも!こぱんだーるです

 

授業紹介第3弾ということで、今回は、「フード」の授業について紹介していこうと思います

 

この授業では、料理を作り、料理を作るうえでの安全面などのことについて学びます

基本的には、料理を作る授業です。日本の家庭科では、学期に数回しか料理をしない場合が多いと思いますが、この授業を取るとほぼ毎日料理をすることになります

 

授業の対象は、グレード11(高校2年)ですが、グレード9~12(中3~高3)までの合計20人程度で1クラスになります。男女比は、同じぐらいか少し男子の方が多くなっています

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教室はこんな感じです。3~4人のグループで料理を作ります

 

では、実際にどのようなものを作ったのか紹介していきます

 

①ホットソース

唐辛子を使った、から~いソースを作りました(笑)

生の赤唐辛子を刻み、お酢と塩に漬けて発酵。調味料を加え、火にかけ、ジャーに密閉保存。ただ、入れるだけではなく、殺菌法や中を真空に近づける方法、長期の保存法、バクテリアの生存条件などについても同時に学びました

完成したものは持ち帰ることができました~

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ホストファミリーに味見をしてもらうと、「よくできてる!」と、褒めてくれました。私も少し試してみたのですが、辛すぎて味が全くわかりませんでした笑笑 辛い物が苦手な人にとってはキツイものとなりました

 

サルサソース

上の写真にて、大きいジャーに入っているものがサルサソースになります

トマトを湯剥きし、潰して、その他の野菜と煮て、調味料を加えて、ジャーに詰めました。冷まして数日冷蔵庫で味を安定させ、変化を見たりもしました

まだ完成したものを持ち帰ることはできていませんが、しばらくしたら持ち帰れるそうです。楽しみ(^^)/

 

ナチョス

サルサソースの完成形を食べる方法としてナチョスを作りました

チップスにトマト、チーズ、ピーマン、玉ねぎ、スパイスなどを乗せて、オーブンでさくっと焼く!それにサルサソースをつけて食べました

安全関係上写真を撮ることができませんでしたが、すごく見栄えも綺麗に、美味しくできあがりました!

 

④ソーセージ

ソーセージを作ってかれこれ50年!ソーセージの達人が授業をしてくださいました笑

豚肉にスパイスを加え、天然の豚の腸を使用し、

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機械を使って肉を詰める。

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ねじってソーセージの形を作り、焼いて・・・完成!

120分でソーセージを作り上げてしまうあたりのスピード感は、凄まじいものがありました

 

それ以上に驚いたのは、翌日の購買。

なんと私たちが作ったソーセージが購買の一品と化していたのです!

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日本だったら絶対にこんなことはないですね笑

ですが、自分が作ったものが多くの人に喜んでもらえるということは凄く嬉しかったで

 

ビーフジャーキー

これは現在進行中のものになります

牛肉をカットし、自分たちで合わせた調味料に漬け込み、乾燥させる。今日から乾燥させたので、数日後には完成するころだと思います

 

⑤45分で料理を作れ!

今日の授業がこれだったのです。120分の授業の前半は、ビーフジャーキーを干す作業。後半は、「ジャガイモとソーセージを使って一皿作れ!」というざっくりとしたもの。部屋にあるもので使えるものは何でも使ってよい、制限時間内に皿を完成させる、ジャガイモとソーセージを使う。この3つのルールのみで速攻で料理をしなくてはなりませんでした。食戟のソーマの食戟みたいでめちゃくちゃテンションが上がりました笑笑

私たちの班は、ジャガイモ、玉ねぎ、ベーコン、ソーセージを炒めたものに、オムライスの卵を乗せたものを作りました。時間がない中で方向性が決まらないまま進めたものを集めたら、こうなりました笑 他のチームの完成度高すぎっ!といった感じですが、写真を撮れなかったのでお見せできないのが残念です。また、行われることと思うので、そのときは写真を撮りたいと思います

 

これらが今までに行った授業になります。1つのテーマに対して、数日間をかけ、完成させていきます。これを作るためにはどのようなスキルが必要なのか、何が重要視されるのか、どのようにして作るのかなどの説明は先生がキッチンで、作りながら説明をし、その後作成をする形になります

 

私が感じたフードクラスの驚き

このクラスで定期的に驚くことが「ハント」についてです。ハントつまりは、狩りがあまりにも身近にありすぎるのです。例えば、

先生「来週、ソーセージ作るんだけど、だれか鹿肉ハントする予定ない?」

生徒「あああ。再来週なんだよな笑笑」

とか、

先生「ジャーキーを作るときは、肉を買うのもいいけど、狩りをした方が安上がりだからおすすめだよ」

なんてことが、さら~っと言われるわけです。日本人的感覚としては、「狩り」は凄く身近ではないものだと思いますが、自然の国カナダでは当たり前なことらしいです

私のホストファザーも狩りの資格を持っているといっていました( *´艸`)

 

フードクラスでは今後、海外の料理をテーマとしたユニットになるそうで、ドイツやイタリア、また日本食も作るそうです! 海外の人が作る日本料理・・・どのようなものができるのか楽しみです笑笑

 

ELLとドラマについては、来週アップ予定です

 

ではでは~

 

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