カナダのモーグル大会レポート!~Timber tourで優勝?!~
どーも!こぱんだーるです!
今回は、カナダのモーグルの大会レポートをしていきたいと思います!
私が参加したのは、Timber tour at Apex 2019というモーグル(スキー)の大会であり、2019年1月18日~20日(金土日)で行われました。
場所は、Apex mountain resortというカナダのブリティッシュコロンビア州にあるスキー場で、私のホームゲレンデです!
Timber tourとは?
Timber tourとは、カナダのブリティッシュコロンビア州の12歳から19歳(中学生・高校生)を対象とした大会であり、日本でいうところのB級にあたるものになります
ただ、いわゆるA級レベルの人も参加することができ、中学高校でモーグル競技をしている人は参加しています
カナダのモーグルの大会システムについては、私も学習中なので、理解できてきたらば、紹介したいと思います
年齢カテゴリー
Timber tourは、男子女子4つずつのカテゴリーに分かれています
U-14 | (11歳)12歳・13歳 |
U-16 | 14歳・15歳 |
U-18 | 16歳・17歳 |
U-20 | 18歳・19歳 |
今回の大会では、U-20の選手がいなかったため、3カテゴリー×男女で6カテゴリーになっていました
この年齢は、1月1日のもので分けられ、私は16歳でU-18女子のカテゴリーになりました
タイムスケジュール
木曜日
非公式トレーニング。本番のコースで練習を行うことができますが、公式トレーニングではありませんが、大会に参加する人ならば誰でも練習ができるという状況でした。午前9時~午後3時まで練習できることになっていましたが、午前10時~午後2時ぐらいまで練習を行いました
金曜日
公式トレーニング。この日は公式に午前10時~午後2時までです。男女混合で練習が行われ、その間は自由に練習することができます。しっかりとお昼も食べて、1日本番のコースで練習します。ただ、疲れすぎないように限られた本数で本番に向けて調整していく感じでした
土曜日
シングルの日!コースインスペクション・公式トレーニング合わせて45分間のスケジュールでしたが、実際もっと長かったです。後でも書きますが、本当に時間に対してゆるゆるしています(笑)
競技は、予選決勝がなく、1人2本滑ることができます。これは、本当に精神的に大きいメリットでした。
U-18女子→U-18男子→U-16女子→U-16男子→U-14女子→U-14男子の順で、2回繰り返しました。
終了後は、全員でコース整備。デラがけとチョップをやります
表彰式が午後5時からで、チームミーティングはコーチのみの参加で表彰式前に行われました
日曜日
デュアルの日!インスペクション・公式トレーニング合わせて1時間15分でした。ワールドカップのようにトーナメント式でデュアルを行っていきます。
スピード感があり、見ている分には凄く面白いシステムですが、やるとなると全く別物でした。私は4日間滑り続け、長い人だと5日以上の人もいる状況。疲れの中で集中を切らさず、何本も滑らなくてはなりません。体力つけないと・・・と思いました
表彰式は午後1時。ポンポン進んでいくので、速かった!
ウィスラーやバンクーバーから来ている人は、8時間とかかけて帰らなくてはならないので、そこからが大変だと言っていました
スタートコール
シングル
「ジャッジ イズ レディー」
「アスリート イズ レディー」
「3,2,1 GO!」
タイムは、機械が計ってくれるくれるので日本と同じです
デュアル
「ジャッジ イズ レディー」
「レッドコース レディー」
「ブルーコース レディー」
「GO!」
こちらは、できるだけ早く出るべき。本当にテンポがつかみにくかったです。
受付
水曜日の夜から土曜日の朝行われます
同意書を記入し、ビブをもらうだけでした。5分もかからない感じです
申し込みはオンラインで行われ、4日前までに申し込みを行う必要があります
詳しくはこちら↓
日本との違い
私は、今回の大会で日本のモーグルの大会との差をかなり感じたため、紹介していきたいと思います
①申し込みがオンラインで自分で行う
最初のびっくりはここから。チームを通して行うのではなく、自分で。申し込み紹介の記事でも書きましたが、びっくりしました(笑)
②ビブ番号を選ぶことができる
受付で、「何番のビブが欲しい?」と聞かれました。最初は何のことを言っているのか、わかりませんでしたが、どうやら好きな番号をその場で選べると!早い者勝ちで好きな番号を取ることができますが、私は好きな番号取られまくっていたので、友達と連番で取りました
③ビブはブリティッシュコロンビア州の大会で使いまわし!
ブリティッシュコロンビア州で行われるフリースタイル種目(モーグル・ビックエア・スロープスタイル・エアリアル・ハーフパイプ)の大会のビブは全て同じものを使います。そのシーズンの最初の大会でビブをもらったらば、そのビブでそのシーズンのほぼ全ての大会にでることになります。
ビブを返却するのかについては、わからないので、コーチに今度聞いてみますね
④放送で好きなもの・得意なことなどが紹介される
大会の申し込みの際に書いたことが放送されます。好きな食べ物や、スポンサー、スキー以外で好きなことなどが放送されます。私は、好きなものドーナッツって書いたので、言われていたはずw
スポンサーに両親って書かなかったことを後悔&反省中・・・
⑤時間にルーズ
日本のモーグル大会は、インスペクションから公式トレーニングなども秒で切られますが、全然そんなことありません。焦る様子もなく、当日の公式トレーニング中にトイレ行ったり、時間が遅れてても何も放送もなし。
スケジュールもざっくりとしか決まっていないので、そこまで問題にもなりませんが。
⑥スタートエリアがごちゃごちゃ
日本では、本番のスタートエリアにコーチ、本人、カウントダウンをする人しか入ることができませんが、こちらはごちゃごちゃ。
並ぶことはなく、ウォームアップしていたり、友達と話していたり、写真撮っていたり、家族と電話していたり…。ただ、雪遊びして雪玉投げ合っている人はいませんでしたよ!!
⑦滑走中に応援をあまりしない
同じチームの人の滑走中にあまり応援をしていませんでした。真面目に見る!という感じ。ただ、滑走前にめちゃくちゃ声かけて応援してくれます。一番言われた&よく聞いたのが「You got this!」
「君ならできるよ!いけるって!大丈夫!!」といった感じですね。本当に励まされました!!
⑧年齢ごとにカテゴリー分けされている
日本だと1桁の年齢の子から40代、50代の人までも同じですが、すごく細かくわけられていました。そして、そのカテゴリーごとに表彰も行われます
⑨ライブでスコアを見ることができる
モーグルワールドカップのように、オンラインでその場で点数を見ることができます。ターン点・エア点・スピード点などの細かい点数を見ることはできませんが、合計の点数および順位を確認することができます
⑩シングルで2本滑ることができる!
これが最大の違いであり、本当によかったです。予選・決勝の区分けがなく、全員が2本滑り、良い方のスコアが採用されます。大会の緊張に弱めな私としては、本当にありがたかった!日本でも導入してくれないかな・・・
⑪参加賞が帽子
参加賞がこれ!実用性高いし、あって困らないし!というビーニーが参加賞となっていました
私の結果!
ここまで書いてきて私の大会の結果がどうだったのか、言っていませんでしたね
U-18女子の部でシングル・デュアル共に1位!
ただ!U-18女子の部は私含め2人しかいなかったので、勝っても負けても1位か2位でしたが(笑)
←もらったメダル!
個人的には、シングルにてエア点で8.10もらえたこと、ヘリのスコアが7.0と6.8だったことの方が何倍も嬉しかったのです。ターンのベース点も36.6点!合計は54.95!!
嬉しい。素直に嬉しい。今まで自分が納得のできる滑りができた大会がありませんでしたが、今回は「私よかった!」と思うことができました!!
ただ、2本目のランでDNFになってしまったのが悔しい部分です。1本目がよかったので、スピードをあげたら、ミドルセクションで板が両方外れましたwびっくりしすぎてもう。今までさすがに両方外れたことなかったですし、エア処理うまくいったあとのミドルで外れたので。まだまだ課題山積みです
といった、感じのカナダでの初めてのモーグルの大会でした!
3週間後には、バンクーバーアイランドで別のTimber tourが行われます
モーグル、スロープスタイル、もしかしたらビックエアも参加予定です
そこまでにできることをやっていく!
ではでは~
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スキーチームの秋練習紹介下↓
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